開催案内:第3回 日本定量NMR研究会年会
第3回 日本定量NMR研究会年会 最終案内(2021年 11月)
【開催趣旨】
日本定量NMR研究会はNMRを利用した定量法の更なる進歩と普及のための活動を行うため、2018年10月31日に設立いたしました。この度、「第3回 日本定量NMR研究会年会」(後援 定量NMRクラブ(国立研究開発法人 産業技術総合研究所計量標準総合センター))を講演事前録画配信、質疑応答のみリアルタイム配信にて開催することになりました。
第3回年会では、特別講演として、定量NMRの世界で著名なイリノイ大のパウリ先生に薬学領域でのqNMRの展望についてのご講演を、招待講演として、軽水試料やフッ素核の定量NMR、小型超電導磁石による高分解能NMRのご研究に関するご講演を、機器メーカー2社からは、卓上NMRを用いた定量NMRのご講演をいただきます。また、新たに定量NMRをはじめられる方、はじめて間もない方を対象とした教育講演を実施します。さらに、今回もご参加の皆様からのご応募いただいた一般講演をご発表いただきます。これらのご講演を通して定量NMRに関する最新の研究内容、実用的な業務に関わるテーマ、国内外の定量NMRに関する現状など、定量NMRに携わる方のご研究・業務に参考にするだけでなく直面する課題も取り上げ、今後の定量NMRの活用の可能性を議論させて頂く予定です。
今回はオンライン開催ではございますが、日本定量NMR研究会の設立目的の一つである、情報共有・課題に対するディスカッションの場として、大学、国公立研究機関、企業の研究者・分析実務者など、幅広い分野からのご参加を見込んでおります。
実行委員一同、皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
学会名:第3回日本定量NMR研究会年会
主催:日本定量NMR研究会
後援:定量NMRクラブ(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター)
開催日時
2021年12月3日(金)9:00 ~ 17:10 (リアルタイム質疑あり)
再配信日 12月7日(火)9:00 ~ 17:10
・一部講演を除いて12/3の再配信ををおこないます
・質疑はありません
・国立医薬品食品衛生研究所 合田幸広所長による「局方研修講演会」の再録を併せて配信予定です。
学会形式
Zoomによるウェブ開催(講演は事前録画のスケジュール配信)
募集人数:200名 定員になり次第締め切り
参加登録締め切り:10月29日(金)
参加費:会員 1,000円・非会員 3,000円・学生 無料
参加登録後、以下にお振り込みください。領収書は要旨集と同封し送付します
参加費振込期限:10月29日(金)振込先口座はこちらをクリック.
参加申し込み受付は終了しました。
【プログラム 12月3日(金)】
9:00 | 入場開始 | オンライン会場 開室 |
9:20 | 開会挨拶 | 杉沢幹事長 |
9:25 | 諸事連絡 | |
9:30 | 招待講演 | 「定量NMR法の含フッ素化合物への適用」 (AGC株式会社) 前田 尚生 先生 |
10:10 | 招待講演 | 「軽水試料の定量NMR法について」 (株式会社東レリサーチセンター) 松村 雄輝 先生 |
10:50 | 招待講演 | 「持ち運べる超電導磁石で可能となった高分解能NMR」 (国立研究開発法人 理化学研究所) 仲村 高志 先生 |
11:30 | 教育講演 | 「定量NMR内標準法における実験操作のご紹介」 (富士フイルム和光純薬) 三浦 亨 先生 ※本講演は、富士フイルム和光純薬株式会社qNMRウェビナー2021 (Web配信2021年8月26日(木)〜8月27日(金))の再配信です。 |
12:00 | 昼食休憩 | |
13:00 | 招待講演 | 「卓上型NMRでの定量について」 (ブルカージャパン株式会社) 平野 桐子 先生 |
13:30 | 招待講演 | 「Latest developments in qNMR and Benchtop NMR spectroscopy」 (Magritek Limited)Dr. Andrew Coy and Dr. Bertram Manz |
14:00 | 一般講演 | 「定量結果の正確さに影響する装置固有の測定パラメータの最適化」 (産業技術総合研究所 物質計測標準研究部門) 山﨑 太一 様 |
14:25 | 一般講演 | 「相対モル感度(RMS)を用いたアントシアニンの定量に関する研究」 (日本大学 生物資源科学部) 酒井 有希 様 |
14:40 | 休憩 | |
15:00 | 一般講演 | 「重量測定およびqNMR法を用いた同軸チューブの有効容積比評価法の構築」 (慶應義塾大学 先端生命科学研究所) 小倉 立己 様 |
15:25 | 一般講演 | 「国際調和に向けた日本薬局方の医薬品における試験法改定に関する検討:qNMRを利用した類縁物質の純度決定」 (国立医薬品食品衛生研究所 有機化学部) 辻 厳一郎 様 |
15:50 | 一般講演 | 「吸湿性物質の秤量における調湿の検討」 (国立医薬品食品衛生研究所 生薬部) 内山 奈穂子 様 |
16:15 | 特別講演 | 「New Capabilities Meet Challenges in Pharmaceutical and Biomedical qNMR」 (University of Illinois at Chicago) Prof. Guido Frank Pauli |
17:00 | 閉会挨拶 | 実行委員長 |
17:10 | 閉会 |
【プログラム 12月7日(火)】録画配信のみ質疑なし
9:00 | 入場開始 | オンライン会場 開室 |
9:30 | 招待講演 | 「軽水試料の定量NMR法について」 (株式会社東レリサーチセンター) 松村 雄輝 先生 |
10:10 | 招待講演 | 「持ち運べる超電導磁石で可能となった高分解能NMR」 (国立研究開発法人 理化学研究所) 仲村 高志 先生 |
10:50 | 教育講演 | 「定量NMR内標準法における実験操作のご紹介」 (富士フイルム和光純薬) 三浦 亨 先生 ※本講演は、富士フイルム和光純薬株式会社qNMRウェビナー2021 (Web配信2021年8月26日(木)〜8月27日(金))の再配信です。 |
11:30 | 招待講演 | 「Latest developments in qNMR and Benchtop NMR spectroscopy」 (Magritek Limited)Dr. Andrew Coy and Dr. Bertram Manz |
11:50 | 昼食休憩 | |
12:50 | 教育講演 | 「qNMR研究の進展と製薬企業でのqNMRの利用方法について」 (国立医薬品食品衛生研究所) 合田 幸広 先生 ※本講演は、公益社団法人 東京医薬品工業協会(東薬工)、局方研修講演会「第十八改正日本薬局方について」 (Web配信2021年9月21日(火)〜9月30日(木))の再配信です。 |
14:05 | 一般講演 | 「定量結果の正確さに影響する装置固有の測定パラメータの最適化」 (産業技術総合研究所 物質計測標準研究部門) 山﨑 太一 様 |
14:30 | 一般講演 | 「相対モル感度(RMS)を用いたアントシアニンの定量に関する研究」 (日本大学 生物資源科学部) 酒井 有希 様 |
14:45 | 休憩 | |
15:00 | 一般講演 | 「重量測定およびqNMR法を用いた同軸チューブの有効容積比評価法の構築」 (慶應義塾大学 先端生命科学研究所) 小倉 立己 様 |
15:25 | 一般講演 | 「国際調和に向けた日本薬局方の医薬品における試験法改定に関する検討:qNMRを利用した類縁物質の純度決定」 (国立医薬品食品衛生研究所 有機化学部) 辻 厳一郎 様 |
15:50 | 一般講演 | 「吸湿性物質の秤量における調湿の検討」 (国立医薬品食品衛生研究所 生薬部) 内山 奈穂子 様 |
16:15 | 特別講演 | 「New Capabilities Meet Challenges in Pharmaceutical and Biomedical qNMR」 (University of Illinois at Chicago) Prof. Guido Frank Pauli |
17:00 | 閉会 |
連絡先
日本定量NMR研究会 年会事務局 qnmr-j_nenkai[アットマーク]qnmr-jp.org